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<罪滅し編で解った事ひとつ追加>
大事な事を忘れてた。
罪滅し編で梨花は、泣く圭一にこう言います。
「……圭一は、………覚えているのですか? ………レナと魅ぃを、……殺したことを。」
圭一が二人を殺す編ってのは鬼隠し編が該当しますから、梨花は鬼隠し編またはそれと同じ結末を辿るループを経験済みの人、という事になります。
で、梨花はいまだ願いを全うできていない。
「死にたくない」という願いを。
というかことごとく生き残れてはいないらしい。58年を。
イコール、
鬼隠し編か、あるいはそれに似た「レナと魅音が圭一に殺される結末を迎えたループ」でも、…梨花はやっぱり死んでいるって事になるんですね。
梨花の言葉を見て正確に表現するなら、「レナと魅音が圭一に殺されるような展開の時も、その後で梨花は死んだ事がある」…という事になりますか。
つまり、鬼隠し編でも梨花が死ぬ目は十分にあった、とも言えるわけです。
それもレナと魅音の二人が死んだその後に。
でもあの、鬼隠し編の結末の後で梨花が死ぬ可能性なんてのは…果たしてどんなものなんですかね?
そんな目は本当にあるのか?
せいぜい…例の、いきなり誰かに腹ぁ裂かれた後で大災害発動、という流れしか思いつかないですが…。