ホスゲンの処理方法

あまり関係ないかも知れませんが。

ホスゲンの処理方法について調べてみました。



ttp://www.chemlaw.co.jp/lib/haiki/haiki63.htm



 ホスゲンを水と反応させた時に生じる塩酸ってのは、液体じゃなくて気体なんですね。
 つまり、例えば一定量ホスゲンを無力化したい場合、ただ水の中にぶち込んで開放する(ホスゲンは常温では気体)だけでは駄目、てわけです。
 有毒な塩酸のガスが発生してしまいます。




 雛見沢には繁栄と引き換えに押し付けられた多量の遺棄化学兵器が隠されていて、長い年月をかけて園崎あるいは御三家あたりが少しずつ中和したりしているのかな……とか思ったんですけどね。
 例えば――王子川とか鬼ヶ淵あたりに化学兵器を少量放り込んで開放させても、塩酸ガスが発生し、流域に被害が出てしまう。


 加水分解によって生じるのが塩酸と二酸化炭素だけなら、それこそ毎年、祭の日にひそかに、化学兵器を少しずつ川に流す――「綿流し」してゆく事によって、化学兵器の量を減らしてゆく――過去の罪を清算してゆく、なぁんて事もできるかな、と思ったんですが。
 ガスじゃまずい。


 まあ、祭会場以外には人の集まらない綿流しの日に、どっか上流の方で誰かがこのアルカリ法を用いて中和作業をしている、なんて可能性もあるけれど。
 そんで、反応を終えて生成される無害な水は川に流している、とか。
 その下流では何も知らない雛見沢の人々が布団のワタを川へと流している、とか。




 ……時々思うんだが、自分の推理ってやつは推理じゃなくて二次創作じゃねえのかと思う。





*** 今日ちょっと思った事 ***


 目明し編で詩音を奇襲する梨花だが、「注射器よりむしろ催涙スプレーの方が本命だった」ようにも見えるのは考えすぎか。
 まあ…もし、催涙スプレーの中に何か仕込んでたと仮定しても、本人その場で死んでるし、詩音はその後もしばらく生き延びて犯行を重ねちゃってるしなぁ…。