風が吹いたら桶屋が倒壊
<思い違いドミノ殺人?>
前にこういうのを書いたのですが、結局大災害の説明がつけられんかった。
http://d.hatena.ne.jp/oramuda/20050821
梨花死&入江自殺は入江の自爆ですよー、という説。
我に返って殺人への罪悪感が兆すような良心的な人ではなくて、「腹の中にいねえならもうヨソに逃げたんだ!」とか思い込むアグレッシブな暴走野郎が、「畜生!村はもうダメだッ!」とか村に見切りをつけて大災害を起こしたのかなー、とかも考えたのですが…。
問題は、その暴走野郎が、大災害クラスの災厄を用意できなければいけない点なのですな。
言ってみれば自爆スイッチ。
村中を、火山性ガスというか二酸化炭素で埋め尽くせるくらいの…。
一村壊滅&梨花の腹こじ開けという事態だけ見ると、寄生虫の感染を疑った果ての暴走という推理はしっくりくる。
また、鷹野や富竹がああいうミステリアスな末期を見せ付けてるから、それで尻に火がつく人間がいたってあまり不自然ではない。(罪編のレナ以外にも)
でも大災害をどうやって起こしてるのかがわからん…。
あと、大災害起きるタイミング。
罪編の結末を見ると、なんか事態が解決するのを見てから災害起こした風にも見えるのです。
結局梨花が生き残っちまったから、レナの知らないレナの“同志”が手を下したのかな、とも思ったんですが……。
とりあえず、ものすごくありえない推論をひとつ挙げてみる。
入江、梨花を解剖
↓
腹の中に何もいなかったので罪悪感を感じ自殺
↓
入江の他の仲間達は寄生虫の女王が村のどこかに逃げたとアグレッシブに思い込む
↓
そうだ、鬼ヶ淵だ!あそこに逃げたんだ!
↓
川を勝手にせきとめ生コン車を大量に手配し鬼ヶ淵にコンクリートを流し込む
↓
沼を固めて高笑い
↓
雛見沢の地下原発がとばっちりを食う、冷却水を取り込めなくなってメルトダウン発生
(運転員の村人20名くらいが巻き添えをくらう)
↓
放射能の散布を抑えるため&機密保持のため自衛隊が村を包囲する比重の重い毒ガスを撒く
(二酸化炭素でもいいが)
↓
村全滅、なんか圭一だけ範囲から漏れてて助かる
↓
雛見沢近くの住民が朝方にガス被害を通報
…一応、全部に説明はつく。
だがありえない。さすがにこれはありえない…(笑)。
まあ、死因はどうとでもなるというか…村人はどうにか全滅させられさえすれば、たとえ下手人が誰だろうと、死因が何であろうと、政府によって「災害」として隠蔽されうる気もします。