昨日の続きの続き

<昨日の続きの続き>


昨日の続きの続きをまた、もう少し細かく考えてみた。
ちょっと火曜サスペンス劇場風味なんですが…。



祭具殿を改めようとして中にいた誰かに気絶させられた入江が、目を覚ます。
転がされていたのは神社境内。
傍らには腑分けされた梨花の遺体。
そして自分の手に握らされているのは血のついたメス。


その時、背後から近づいてくる足音。
そして悲鳴。
振り返ればそこに突っ立ってるのは沙都子。
沙都子は深夜、「古手梨花がお前を呼んでいる」と謎の電話に叩き起こされ、境内にやってきたところだった。
入江、全速力で逃亡。


沙都子は入江の顔を見ていなかったのだが、入江は沙都子に梨花を殺したのが自分だと思われたと思い込む。
誰かに填められたとも思う。
言い逃れができないと判断、絶望の中診療所に帰り自殺。


沙都子、しばらく梨花の遺体の前で突っ立っているがやがて正気に返る。
自分が誘い出された事に気付き、自分が填められたと思う。
村内部のゴタゴタか何かに巻き込まれ利用されたんだと思う。
(以下は祟殺し編の設定で)
状況的に梨花を殺したのが自分と言う事にされるのはほぼ確定だ、と思う。
鉄平が死んで自分だけ生き残ってて、梨花が死んだら殺したのは自分という事にもなるだろうと思う。
現場から逃げた男の顔はよく見えなかったが見覚えのあるような気もした。
やがてそれが、叔父を襲う圭一の姿とダブってくる。
園崎の言う通りにしていても命が保証される理由がなくなった、村から逃げようと思う沙都子。
ただ、いずれ自分を消しにくるだろう祟りの執行者は潰しておかなければ逃げることもできない、と判断し、一度家に帰って態勢を整える。


翌朝(21日朝)、沙都子の予想通り早朝に圭一が鉈持って家に突っ込んでくる。
沙都子は沸かしておいた風呂につかって死にかけの演技をする。
「園崎に言われた通り叔父が家にいる演技をしている内に、やり過ぎて一人で勝手に事故死」というシナリオなら、執行者は沙都子に手を下さず放置し、執行者はアリバイのある距離まで退避しておきそのまま沙都子が死ぬのを待つはずなので、監視の眼も途切れるだろうその隙を突いて村から逃げることができる。
…で、圭一が風呂場から去るのを待っていたのだがどういうわけか救出されてしまう。
そのまま診療所に連れてゆかれる。
なぜか入江が死んでいる。
祟りの執行者であるはずの圭一の挙動がどうもおかしいので、圭一が殺したはずの梨花の死体を見せ反応を窺おうと思う沙都子。
神社到達。圭一嘔吐。
反応は犯人とは思えないが、でも凶器を手放さないので疑いは晴れない。
そもそも圭一が叔父を襲うところを見ているので疑いが晴れることは始めからなかった。
吊橋まで誘導し、武装解除後、吊橋から突き落とす。
祟りの執行者を始末したのでようやく村から逃げられる、と思った矢先目の前に詩音が現れる。
詩音の眼には叔母を始末した悟史を吊橋から突き落とす沙都子の姿が見えていた。
あと沙都子の実母・義父がどうやって死んだかも思い出していた。
悟史を手にかけた祟りの執行者を探し、悟史と同じ行動を取る圭一を尾行していた詩音だったが、ようやく祟りの執行者が判明したためすぐさま襲いかかる。
詩音に襲われ沙都子死亡。



 …うん、私の妄想力ではここまでしか思い描けねえや。
 この後どうなったかは2月とか4月頃の記事に書いてみた事もあるんだけど、正直大した想像はできなかった。
 大災害までの残り一日弱、詩音が事件現場をうろちょろして鬼婆に怒られそうになって逃げ回るくらい。


追記
<凄くどうでもいい今さっき気付いた事>


「名前に鬼が入る家柄」ってのは園崎家や公由家だけじゃなくてもう一家あったよ。


遠野マキヒサ
遠野シキ
遠野アキハ
遠野ミナギ


遠野家。(四人目違)