皆殺し編を予想
<皆殺し編てのは>
梨花と祭具殿に潜む鷹野の物語なんではないかと愚考する。
恋人殺されて村の聖域に逃げ込んできて震えている鷹野を安心させるべく、事態解決に奔走する梨花。
武器は鷹野より託された、特効薬という注射器のみ。
しかし真の敵は彼女の後ろにいたのだった…。
事態の収拾後、一息つく梨花の背後より迫り来るのは…
後ろ! 志村後ろ!
みたいな。(わかんねえよ)
<オリスク>
本文3割、演出0割てとこ。
コミケ前にはアップしたいが…かなり長くなりそうなのでまたギリギリかな。
<全くこれっぽっちも関係ないがやや奇妙な話>
…以下は、ぜんぜん関係ない私事で恐縮なんですが。
実家で飼っている猫のうち、一匹だけ私の使っていた部屋がお気に入りという猫がいるのですが(毎日やってきて放っておくと十時間近く同じ場所で寝ていた、食事にもトイレにも行かないのでこっちが不安になる)、その猫ってのは割と賢い性質で、私の部屋のドアの前にやってきても、私の在室を確認しない限り鳴かないんですな。まあ元々滅多に鳴かない猫なんですけど。
足音ひとつ立てずにドアの向こうにやってくるのですが、何と言うか…気配が読みやすい子なので「来た」ってのはわかるんです。こう…言葉にすると変な感じなのですが、足元に小さい熱源が接近してくる感じがするんです。その説明じゃわかんねえよ。
で、部屋の中にいる私は就寝中だったりする場合もあるわけで。ベッドの中で「あぁ…ドアの外に座ってこっち見てるな」ってボンヤリわかるのですが、身体は寝ているので開けてあげられない。
で、大きく寝返りを打つとかして衣擦れの音がしたり、ベッドの軋む音がすると、「ふゃぁぁ? ほぁぁぁ?」と猫とはあまり思えない声で鳴き始めるのです。なぜか疑問形で。
まあ“今すぐにこのドアを開けろ”という意味なんですが。
ただし、物音を立てずに寝続けていると、在室が確認できないためか鳴くことはなく、ただただじっと部屋の前に座っているだけなんですな。
…観察していてちょっと驚いたんですが、室内から家鳴りの音がしたくらいでも特に反応しないんですな。どうも人の生活音みたいのがしない限り、鳴き出す事はないらしい。
ともあれ、私が部屋にいないのに部屋の前で鳴いていた事ってのは、見た事も聞いた事もないんですね。
で。この間帰省した時に妙な話を聞いた。
…猫が私の部屋の前でたまに鳴いているという。例の「あけて」という鳴き方で。
ノブ付きのドアを見よう見まねで開けようとする位賢い猫なので(ちょっと信じ難い光景だが…後足で立って前足二本でノブを両側から押さえて左右に回転させ、開けようとする)、しかも必要に迫られない限り本当に鳴かない猫なので(餌が欲しい時も無言でトレイの前に座ってる、外に出たいときもドアの前に座ってる)、変だな…とその時はちょっとだけ思った。
……が。
考え直すとやはりおかしいわけだ。
っつうか有体に言って部屋に誰かいる。
長いことその部屋で寝起きしていたが、虫も鼠も出てこなかった。
閉め切られた部屋に。たぶん猫を誤解させるくらいの何かがいる。
だ、誰……ッ!?