原作未読の方へ、作品紹介

 うっ。更新一ヶ月ぶりかよ。ふざけんなよ。(逆ギレ)


 当ブログはひぐらしのアニメ関連の情報をこれっぽっちも扱ってねえのですが、アニメ放映開始以後アクセス数が上昇したままでございます。
 無駄に検索に引っかかり続けるのも邪魔だろうなと思うので、なんとかせなあかんですね。
 というわけで今回、『アニメ視聴者、原作未読』という方をターゲットに記事を書いてみます。(勝手に)作品紹介文、みたいな。


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 アニメーション「ひぐらしのなく頃に」は、いわゆるオリジナルサウンドノベルを原作とする作品です。
 原作は出題編4編・回答編4編の8編構成で、現在7編目までがリリースされています。(8編目の発売予定は今夏)
 製作サークルのホームページはこちら。


http://07th-expansion.net/Main.htm


 同ホームページにて、製品体験版として1編目「鬼隠し編」がまるまる無料ダウンロードでき……あれ!? ねえ!! どこにもねえ!!
 すいません。いつの間にか終了していたようです。全然気付かなかった…。
 というわけでアニメを面白く感じたら、検索してこうしてネタバレブログに普通に来てしまうくらいだったら素直に買うといいです。(どういうわけだ)


http://07th-expansion.net/Soft/Higurasi.htm


 出題編四編まとめて1500円とかです。一般ゲームと比べると非常に安いです。
 プレイ時間は人によるのですが、だいたい1編につき5時間〜8時間くらいじゃなかろうかと思います。気付くと時計の針が進んでいる恐ろしい作品です。
 ただし同人ゲームというジャンルに属するものなので、一般的なゲームの流通経路には乗っていません。
 なので普通のゲームショップなどではなく同人ショップで買うといいですが、置いてないかもしれないとか同人屋の敷居が高く感じるとかいう人は通販で買うのが一番いいと思います。知人に趣味がばれることもないし(←引きずっている)。
 プレイヤーの期待ではなく嫌な予感に見事に応えてくれる構成力と、昭和50年代のど田舎に引っ張り込んで放しゃしねえ文章力が、泣こうが喚こうがあなたを惨劇の舞台へとご案内します。ほとんどイジメです。
 推奨プレイスタイルは、寒い時間帯に部屋を暗くしてヘッドホンを着けてプレイするというものです。本気で読み進めるのがイヤになります。是非やりましょう。


 たった1500円で30時間くらいぶっ続けのジェットコースターに乗れる、と考えると多分興味が湧くんじゃないかと思います。…本当にそんなもん乗ったら死にますが。
 あと、リアルに複数編をぶっ続けでプレイするのは多分精神衛生上よくないのでやめた方がいいです。鬼隠し編綿流し編くらいだったらまだいいですが、綿流し編祟殺し編とか本気でやめといた方がいいです。私は祟殺し編の重大なネタバレをしていたにも関わらずこのコンボにあっさりやられました。ガード不可技ですか。
 ちなみに7編目までリリースされている回答編も、5・6・7編目まとめて1500円とかそのくらいのお値段です。それとあと5編目は精神的な意味で割と山場なので、プレイ時は己の体調を考えてからの方がいいと思います。大まかなニュアンスとしては、アメリカで発売された「火垂るの墓」のDVDに追加特典として自殺用のピストルをつけておけばこないだのイラク戦争は防げたかもしれないという感じです。(まったく意味が伝わりません)
 大袈裟に書いているように受け取れるかもしれません。ですが、アニメでだいたいの話の流れを知っているから、と油断していると多分間違いなくやられます。
 原作をプレイされる際は十分に気をつけましょう。……あれ?


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 うわーい何だこの紹介文。ほとんど劇物取扱における注意事項。