<圭一遺書の三行部分はなぜ切り取られたのか?(ネタ)>



〜 興宮署第一取調室。被疑者の前に座る熊谷刑事。対する被疑者は……大石蔵人。〜



熊谷「さて、大石さん。始めに言っておきますが、――大変お世話になった貴方に、
    こんな取調べをしなければならないのは本当に心苦しい限りっす…。」
大石「熊ちゃん…。いや、熊谷刑事。
    捜査に私情は禁物、と教わりませんでしたかな?」
熊谷「!……わかっています。それでは始めます。
    ――大石刑事。貴方は先日、件の女生徒殺害事件の捜査過程で訪問した
    前原邸において、発見した被疑者の遺書を意図的に隠蔽し、
    改竄を行った上、発見物として捜査本部へ提出した。
    …認めますね?」
大石「……。はい。」
熊谷「大石刑事…いや、大石さん。
    一体――どうしてそんな事を?
    やはり、捜査本部も言っているように、例の連続怪死事件の捜査を
    継続させるため…だったんすか?」
大石「ふ……。違いますよ……。」



私、前原圭一は命を狙われています。
なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです。
レナと魅音は犯人の一味。
他にも大人が4〜5人以上。白いワゴン車を所有。
− − − − キリトリセン − − − − −
バラバラ殺人の被害者をもう一度よく調べてください。生きています。
富竹さんの死は未知の薬物によるもの。
証拠の注射器はこれです。
− − − − キリトリセン − − − − −
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。
…死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。
前原圭一



大石「だって、見つけた遺書にこんな風に書いてあったら
    切り取るしかないじゃないですかっ!?」
熊谷「(近くの警官に)…君。精神鑑定の用意を。」




まあ、こういう取調べは刑事ではなく内務監察官のお仕事なんですが。
あー、くっそー「容疑者室井慎次」見に行きたいなー。